過去帳は「位牌の代わり」
過去帳についてご紹介するページです。
先日、火葬のみ行なう直葬プランにて施行しました、当家様より「仏壇の中、黒い位牌がひとつもないのですが・・・」とお電話をいただきました。四十九日の満中陰法要をお考えとのことで、四十九日に間に合うように本位牌の手配を考えているとのことでした。
弊社がご紹介した寺院とのことで、施行履歴を確認しますと宗派は「浄土真宗本願寺派」の寺院をご紹介し、炉前読経・法名までのお手配となっておりました。
改めて当家様にお電話を差し上げ、お仏壇の下段あたりに「金襴の帳面が置いてありませんか?」とご確認をいただくと、「置いてあります」とのお答えでしたので「黒塗り位牌の代わりになる過去帳です」とお伝えしました。
過去帳といい、塗りの本位牌の代わりになるもので、浄土真宗などの位牌を用いない宗派では過去帳に法名などを記します。
過去帳は先祖代々の家系図的な役割もしており、位牌と同じように大切に保管・お祀りするものです。
過去帳の書き方、記入について
それでは過去帳の書き方、記入についてご説明します。
過去帳には「故人の俗名、法名、没日、享年などを書きます。過去帳の記入にあたっては、お寺様に満中陰法要をお願いする場合にはその際に、過去帳に記入していただきます。
なお過去帳への記入は、お寺様でなくても問題ありません。過去帳への記入をお寺様にお願いする場合は、前もってお伝えすることをおすすめします。
硯、墨などのご用意についてはお寺様にお尋ねください。
宗派にあった僧侶をお手配します
現在では、お寺様とお付き合いされている家も減少傾向にあります。普段、お寺さんとお付き合いがないが、お葬式の時はお寺様にお経をあげて欲しいと希望する方も多くいらっしゃいます。
弊社では宗派にあった僧侶をご紹介しております。またお葬式のときだけ僧侶を紹介して欲しい、戒名(法名)だけお願いしたいなど、ご希望に応じて対応させていただきますのでご安心ください。