死後、長期経過で「本人確認」ができない
先日ご依頼を頂いた葬儀で死後、長期経過のため「本人確認」ができない状態で発見されました。ご自宅でお一人暮らしの方、家賃滞納で管理会社の方が自宅を訪れ発見されたようです。
近年、増加している孤独死です。どうしてもこのようなケースの場合、発見が遅れることが多く、死後の時間経過が長いため、見た目の判断で「本人と確認できない」状態に陥るのです。
ご自宅で逝去されているので、その家の方「ご本人」である可能性は非常に高いのですが、見た目で判断ができないため、本人特定をするために「DNA鑑定・歯牙鑑定」を行います。
DNA鑑定をおこない、本人と確認できるまで葬儀・火葬を行うことができません。
身元確認のために「DNA鑑定」
DNA鑑定とは、DNA多型の存在する部位を検査し、それが「誰のDNAなのか」によって個人識別を行うことです。
身元確認のためDNA鑑定をおこないをします。判定結果が出て、故人様をお迎えに行くまで「2週間から3週間」程度の期間が必要となります。鑑定までのいあだ、故人様は警察署もしくは提携ご安置場所にて鑑定待ちとなります。
死体検案書の氏名が「自称から本人へ」
DNA鑑定が済むまで、お亡くなりになった方は「自称 〇〇 〇〇 様」の扱いとなり、鑑定結果で「ご本人」だと判断されると「自称から本人」となります。
鑑定後に改めて死体検案書の氏名が「自称 〇〇 〇〇 様」から自称ではなく「〇〇 〇〇 様」に訂正され、正式に死体検案書が発行されます。
シンプルに火葬だけお見送り
ご逝去されてから発見されるまでの期間と、DNA鑑定待ちの期間を合わせて約3ヶ月に故人様を火葬させて頂くことになりました。故人様のご冥福をお祈り致します。
ご事情で速やかに火葬のみ行いたい方、費用を抑えてシンプルに火葬だけしたい方はご相談下さい。迅速・丁寧に対応させていただきます。
- シンプルに火葬するプラン
- プラン金額99,000円税込
- 費用を抑えて火葬したい方
- 故人様のお預かり安置も無料
- 死亡届も弊社代行手続き
お問合せ
弊社では24時間体制で相談・ご質問に対応しております。知識・経験豊富な葬祭スタッフが丁寧に対応させて頂きますので、お気軽にご相談下さいませ。